下の方に埋もれてしまいましたが、今週土曜日にいよいよ上映ですので、
再度映画会の紹介を再投稿します。
「いっしょに歩こう!プロジェクト」の釜石ベースブログでは、
この記事の終わりにあるフェイスブックの「いいね!」数が67でびっくり。
ツイート数が9件。どこで拡散した?「いいね!」つけてくれたみなさま、
ありがとうございました。
(4分)
森聞きHPはこちらから↓
http://www.asia-documentary.com/morikiki/
何か、今、世界が変わる時期に来ている気がする映画の中で、高校生がインタビューに答えた言葉ある日、岩手日報を何気なく読んでいたら、
映画「森聞き」が話題となっているという記事を読んだ。
震災前に撮影された映画にも関わらず(3月11日時点で封切、真只中)
監督が描きだそうとしたものが、震災後の社会に示唆に富んだヒントを
与えてくれるだろうと、その記事に書いてあった。
監督自身、被災地での上映を熱望しているとも。
ストーリーは、現代という当所ない時代に、未来への希望を抱けず、
不安を感じているいわゆる「世間知らず」な都会の高校生を、「山の名人」と呼ばれる林業に
ずっと関わってきた80代のじいちゃん、ばあちゃんたちのところに送り込み、
その人の人生を聞き取っていくというその過程に、焦点をあて描いたドキュメンタリー作品。
山の世界は厳しい。
名人たちは、昔から受け継がれてきたもの、今失われていこうとするもの、
次世代に繋いでいこうとする責任感と希望、そして自分のいのちの物語を高校生たちに見せ、
静かに語って聞かせるその「語り」を、高校生たちはたしかに聞き取っていく。
なぜ、今、被災地での上映なのか?映画を鑑賞してみたく、上映案内知らせてもらおうと、何気なくメールを出したら
(上映案内をお送りしますと「森聞き」HPに書いてあった)
製作プロデューサー自ら「被災地からはじめてお便りをいただきました」との始まりで
メールを受け取った。それ以来、映画の上映会を実行するべく準備を続けている。
決して娯楽映画ではない。ドキュメンタリーというのも集客には根気と努力が求められるだろう。
それでも試写会上映後、みんなの感想を聞きながら、釜石での上映を決意したのは、
この映画で描きだそうとするものが、釜石市の人々と高校生を対象にして、
希望を見出していくためのヒントとなっていくかもしれない、と思ったからだ。
わたしたちは「足湯」を仮設支援で行っているが、
この体験もまた映画の中で描かれているような、世代を超えたいのちの物語を差し出して
いく作業であり、そこに立ち会った人々によって受け継がれ、分かち合われていくという
体験そのものなのだ。そこにこの映画との共通点を覚えた。
わたしたちの手で、上映してみよう。
「淡々と過ぎていくだけ」にみえた日常が意味を帯びて輝きだす
(作家・三浦しをん)釜石には映画館がない。
しかし、製鉄所によって町が栄えた古き良き時代、この町にも映画館があったのだ。
その時代にはたくさんの人びとが映画館にやってきては、映画をみた。
市の観光交流課の人が言っていた。「釜石の人は、よく色んな映画をみているよ。」
昔、釜石で上映技師をやっていたというばあちゃんが、足湯の最中に言った。
「昔は、いい映画いっぱいやっていたよ。仕事もあの時は忙しかったねえ。
わたしは当時、ワーキングウーマンだったよ。なんでもやったよ。」
釜石の人とみんなで一緒にこの映画をみよう。
宮古の映画館からは、上映技師が駆けつけてくれる。
東京からは、製作プロデューサーの大兼久さんと、
「森の聞き書き甲子園」(映画「森聞き」は、全国の公立高校に参加するよう呼び掛けられ、
参加した100人の高校生の中から、4人を主人公として焦点を当てて撮影された)を
立ち上げた吉野さん(NPO法人「共存の森ネットワーク」)が、トークショーのために
釜石まで来てくれる。監督も時間が合えば来てくれていただろう。
何よりも被災地での上映を熱望していたのは監督ご自身であったのだから。
映画上映のための当日ボランティアを募集します。上映の詳細は以下のとおり。
日時:5月19日(土)13:15開場 14:00上映(上映終了16:05)
場所:釜石高校石楠花ホール(定員250名)
上映料:無料
上映終了後、NPO法人「共存の森ネットワーク」事務局長吉野さんのトークショーを予定
主催:日本聖公会 釜石被災者支援センター
共催:カリタス・ジャパン釜石ベースキャンプ
後援:釜石市教育委員会、釜石市社会福祉協議会
協力:日本基督教団新生釜石教会
日本聖公会 釜石被災者支援センター 向井清子